top of page
医療版CRMについての考察


プライマリケアの5原則を未来に再構築する
プライマリケアは、地域医療の根幹をなす考え方です。 Accessibility(近接性) Coordination(協調性) Comprehensiveness(包括性) Continuity(継続性) Accountability(責任性)...
2025年10月1日


プライマリケアの未来は「家族志向のケア」にある
医療の現場でよく耳にするのは、患者本人の症状や治療の話です。 しかし、診察室の外に目を向けると、実は「家族」という存在が大きな影響を与えていることに気づきます。 病は“個人”だけではなく“家族”に宿る高齢の父親の通院に付き添う娘さん。糖尿病の治療を続ける夫を見守る妻。小児ぜんそくを抱える子どもを支える両親。病気を抱えるのは個人ですが、その重さを一緒に背負うのは家族です。家族の状況が変われば、患者の治療継続にも大きく影響します。 家族の支えを医療の中に位置づけるこれまでの医療は「患者本人」を中心にしてきました。けれどもプライマリケアの原則に立ち返ると、「包括性」と「継続性」は家族単位で考える必要があります。家族の負担や価値観を理解しなければ、本当の意味での支援はできません。「家族も含めて支える」ことが、これからのプライマリケアに欠かせないのです。 PrimaryTouchは、家族もケアの輪に自然に組み込むことができます。診察内容のおまとめを、家族と共有できる、患者の日常の変化を、家族も一緒に把握できる 家族の声もAIが拾い、医師や看護師に届けるこ
2025年9月15日


名も無き医師たちがつないできた“医療の連続性”とPrimaryTouch
外来の椅子に座っていると、ふと考えることがあります。「私たちは、どこから来て、どこへ向かう医療をしているのだろうか」。診察や訪問の積み重ねは、時に単調に見えるかもしれません。けれども、その背後には無数の医師や看護師が地域を支えてきた歴史があります。 ...
2025年9月1日


地域包括ケアに必要な「共通の土台」とは
地域包括ケアシステム この言葉を聞いたことがある方は多いと思います。医療・介護・福祉・行政が連携し、一人の暮らしを支えるための仕組みです。しかし、現実の現場ではこうした声が聞こえてきます。「情報はあるのに、つながらない」「同じ人を支えているのに、全体像が共有できない」「会議...
2025年8月15日


「訪問看護にAIが寄り添うとき」──現場に生まれる安心感
「訪問看護にAIが寄り添うとき」──現場に生まれる安心感訪問看護の現場に立つと、常に感じることがあります。それは「一人で全部を抱えてしまう不安」です。患者さんの表情、声のトーン、住まいの空気感。医療者の目と耳はフル回転ですが、時間は限られています。そして、訪問が終わると次の...
2025年8月1日


プライマリケア5原則
清風會の理念と「プライマリケア5原則」を未来に引き継ぐPrimaryTouch私は、社会医療法人清風會の理事長として、日々現場に立ちながら考えてきました。医療の根本にあるべき問いは、「私たちは何のために医療をするのか」ということです。 ...
2025年7月15日


「もっと聴きたかった、もっと伝えたかった」を減らす仕組み
あなたも、外来でこんな経験はありませんか。「前の診察で聞こうと思っていたのに、結局言えなかった」「症状は落ち着いているけど、どこか気になる。 でも、次の受診までは言えない」「診察の最後に思い出したけど、時間切れで伝えられなかった」これは、決して患者さんだけの問題ではありませ...
2025年7月1日


患者と医療者、ふたりのあいだにある静かなストレス
空白期間とストレス状態のイメージ 「この前の診察で、あれを聞こうと思っていたのに、忘れてしまった」 「気になることがあったけど、診察中はうまく言葉にできなかった」 「患者さんの表情が気になったけど、確認する時間がなかった」...
2025年6月12日


なぜ医療に「CCRM」という考え方が必要だったのか
CRMの再定義から生まれた地域医療モデル 「医療業界って、CRMの概念ないよね」 ある夜ある会食にて、代表の廣川が医療関係者と交わした何気ない会話の中で、ふと投げかけられた一言。 それは、彼のこれまでのキャリアと、これからの医療の在り方をつなぐ“気づき”のきっかけとなりまし...
2025年6月10日


家庭医が患者さんの社会背景を知ること
「この人のこと、少しずつわかってきた」──家庭医療における“関係性の医療”とCCRMの可能性 患者さんと向き合うとき、私たちは何を見ているのでしょうか。 診察室に入ってくる一人の人を、ただ「病名」や「数値」で判断するだけで、果たしてその人のケアはできるのでしょうか。...
2025年6月10日


2040年。未来の地域と地域医療を考える
氷山の下に広がる課題と、地域医療のこれからを一緒に考える 地域の診療所や病院で、今日も変わらず患者さんが訪れ、診察を受けていく。 日々の診療風景を見ていると、一見、地域医療は機能しているように思えるかもしれません。 けれどふと立ち止まってみると、見えていないところにこそ、私...
2025年6月10日


医療の“あり方”を変え、地域から選ばれる医療機関へ
「業務がまわらない」 「スタッフの負担が限界に近い」 「効率化しなければ続かない」 こうした声は、今や多くの地域医療機関から聞かれるようになりました。 特に少人数で回している診療所や在宅医療の現場では、「一人ひとりの力」に依存した体制が続き、疲弊と人手不足が慢性化しています...
2025年6月3日


地域医療の未来を支える「非同期×オンライン」というアプローチ
「病院に行きたくても、行けない」 「診てもらいたいけど、すぐには予約が取れない」 「医師も看護師も足りない。対応しきれない…」 日本の地域医療は、今後ますますこのような課題に直面していきます。 そしてその背景にあるのが、 医療従事者の慢性的な不足 と、...
2025年6月3日


看護現場での「AIとの協働」の可能性
「もう限界かもしれない」 「今日も記録が追いつかない」 「患者さんにもっと寄り添いたいのに、時間がない…」 これは、今多くの現場看護師が抱えている正直な声です。 丁寧なケアをしたいという思いと、膨大な業務量とのあいだで揺れる毎日。...
2025年6月2日


診察の録音と「おまとめ」共有が、医療の“質”と“信頼”を変える
「今日どんな話されたの?」 「・・・なんだたっけ。難しくて忘れた」 「怒」 診察を終え、帰宅したのち家族にこういうやり取りがあると今までインタビューした人皆さんに心当たりがありました。 限られた時間のなかで交わされた会話、医師からの説明、生活指導──すべてを記憶して持ち帰る...
2025年6月1日


不安が募る空白期間のアプローチ
「診察が終わったあと、ふと不安になることがある」 「次の受診まで、体調が気になっても相談しづらい」 「夜中に症状が出たけれど、朝になるまで我慢した」 ──そんな経験はないでしょうか。 これらは、診察と診察の“あいだ”に生まれる、見落とされがちな体調や感情のゆらぎです。私たち...
2025年6月1日


Community Care Relationship Managementという背景
医療の未来は、“待つ”から“能動的に支える”へと、確実に移行しています。
しかし現場では、「気づいていても動けない」「つなぎたくても手が足りない」――そんな限界が日常となりつつあります。
あらゆる産業が変化を遂げる中で、医療・介護はいまだ“最前線に立ち続けながら変わることができない”状況にあります。私たちは、そこに静かに介入し、
“変化に対応できる支える医療”へと移行させるための、現実的な一歩を形にしました。
2025年5月31日
bottom of page
