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医療版CRMについての考察


患者と医療者、ふたりのあいだにある静かなストレス
空白期間とストレス状態のイメージ 「この前の診察で、あれを聞こうと思っていたのに、忘れてしまった」 「気になることがあったけど、診察中はうまく言葉にできなかった」 「患者さんの表情が気になったけど、確認する時間がなかった」...
6月12日


なぜ医療に「CCRM」という考え方が必要だったのか
CRMの再定義から生まれた地域医療モデル 「医療業界って、CRMの概念ないよね」 ある夜ある会食にて、代表の廣川が医療関係者と交わした何気ない会話の中で、ふと投げかけられた一言。 それは、彼のこれまでのキャリアと、これからの医療の在り方をつなぐ“気づき”のきっかけとなりまし...
6月10日


家庭医が患者さんの社会背景を知ること
「この人のこと、少しずつわかってきた」──家庭医療における“関係性の医療”とCCRMの可能性 患者さんと向き合うとき、私たちは何を見ているのでしょうか。 診察室に入ってくる一人の人を、ただ「病名」や「数値」で判断するだけで、果たしてその人のケアはできるのでしょうか。...
6月10日


2040年。未来の地域と地域医療を考える
氷山の下に広がる課題と、地域医療のこれからを一緒に考える 地域の診療所や病院で、今日も変わらず患者さんが訪れ、診察を受けていく。 日々の診療風景を見ていると、一見、地域医療は機能しているように思えるかもしれません。 けれどふと立ち止まってみると、見えていないところにこそ、私...
6月10日


医療の“あり方”を変え、地域から選ばれる医療機関へ
「業務がまわらない」 「スタッフの負担が限界に近い」 「効率化しなければ続かない」 こうした声は、今や多くの地域医療機関から聞かれるようになりました。 特に少人数で回している診療所や在宅医療の現場では、「一人ひとりの力」に依存した体制が続き、疲弊と人手不足が慢性化しています...
6月3日


地域医療の未来を支える「非同期×オンライン」というアプローチ
「病院に行きたくても、行けない」 「診てもらいたいけど、すぐには予約が取れない」 「医師も看護師も足りない。対応しきれない…」 日本の地域医療は、今後ますますこのような課題に直面していきます。 そしてその背景にあるのが、 医療従事者の慢性的な不足 と、...
6月3日


看護現場での「AIとの協働」の可能性
「もう限界かもしれない」 「今日も記録が追いつかない」 「患者さんにもっと寄り添いたいのに、時間がない…」 これは、今多くの現場看護師が抱えている正直な声です。 丁寧なケアをしたいという思いと、膨大な業務量とのあいだで揺れる毎日。...
6月2日


診察の録音と「おまとめ」共有が、医療の“質”と“信頼”を変える
「今日どんな話されたの?」 「・・・なんだたっけ。難しくて忘れた」 「怒」 診察を終え、帰宅したのち家族にこういうやり取りがあると今までインタビューした人皆さんに心当たりがありました。 限られた時間のなかで交わされた会話、医師からの説明、生活指導──すべてを記憶して持ち帰る...
6月1日


不安が募る空白期間のアプローチ
「診察が終わったあと、ふと不安になることがある」 「次の受診まで、体調が気になっても相談しづらい」 「夜中に症状が出たけれど、朝になるまで我慢した」 ──そんな経験はないでしょうか。 これらは、診察と診察の“あいだ”に生まれる、見落とされがちな体調や感情のゆらぎです。私たち...
6月1日


Community Care Relationship Managementという背景
医療の未来は、“待つ”から“能動的に支える”へと、確実に移行しています。
しかし現場では、「気づいていても動けない」「つなぎたくても手が足りない」――そんな限界が日常となりつつあります。
あらゆる産業が変化を遂げる中で、医療・介護はいまだ“最前線に立ち続けながら変わることができない”状況にあります。私たちは、そこに静かに介入し、
“変化に対応できる支える医療”へと移行させるための、現実的な一歩を形にしました。
5月31日
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