「もっと聴きたかった、もっと伝えたかった」を減らす仕組み
- 佳嗣 廣川

- 7月1日
- 読了時間: 2分
あなたも、外来でこんな経験はありませんか。「前の診察で聞こうと思っていたのに、結局言えなかった」「症状は落ち着いているけど、どこか気になる。
でも、次の受診までは言えない」「診察の最後に思い出したけど、時間切れで伝えられなかった」これは、決して患者さんだけの問題ではありません。医師も看護師も、「あの方、その後大丈夫かな」と気になりながら、次々と押し寄せる業務に流されてしまう。その「小さなすれ違い」が積み重なって、互いにストレスや不安を抱え込んでしまうのです。
空白が関係性を揺らがす医療の現場では、診察と診察の間にある「空白期間」がしばしば問題を生みます。この空白は、単に“情報が欠けている時間”ではありません。患者にとっては「誰にも相談できない孤立した時間」
医療者にとっては「気にかけながら確認できないもどかしい時間」この空白が長く続くことで、信頼の橋が少しずつ揺らいでしまいます。それは“診療の質”というより、“関係性の質”の問題です。
PrimaryTouchが埋める「やさしい余白」もし、その空白を埋める存在があったらどうでしょうか。PrimaryTouchは、患者さんの日常にそっと問いかけます。「よく眠れていますか?」「食欲はありますか?」「気になることがあれば、ここに残しておいてくださいね」この“非同期のやりとり”があるだけで、患者さんは「忘れないで言える」安心を持てます。医療者は事前に「最近の変化」を把握でき、診察が深まり、次の行動に結びつきます。
「言えなかった」を減らすことの意味私たちは完璧を目指しているわけではありません。ただ、「言えなかった」「気づけなかった」という小さな後悔を減らすだけで、医療はぐっとやさしくなるのです。これは、業務の効率化ではなく、関係性の回復のための仕組み。「人を診る医療」を続けるために、テクノロジーがそっと支える補助線です。
未来への問いかけあなたが日々感じている「やるせなさ」や「届かない思い」。それを小さく解消できる手段があるとしたら、どうでしょうか。PrimaryTouchは、その最初の一歩を一緒に踏み出すためにあります。外来の7分を、もっと深く。訪問の1回を、もっと外さずに。
そのために、「言えなかった」を減らす仕組みを、ぜひ体感してみてください。



